TP4056 Type-c ユニバーサル充電器

前回作ったデジカメ用バッテリーは特定の機種専用だったので色々充電できるユニバーサル版も作った

前回はPLA樹脂を使用したが今回はすべてPETGで印刷してみた

ハンダで熱を加える場合はこちらのほうが少しだけ安心だ

前回の記事はこちら
 デジカメ用バッテリー充電器
 https://3dpmisosiru.blogspot.com/2020/11/blog-post_1.html

モデルの公開先はこちら

 TP4056 (TC4056) Type-C Universal Battery charger  
 https://www.thingiverse.com/thing:4649385

デジタルガジェットの殆どが内蔵リポの時代にこれを使う頻度も少ないだろうが、いや少ないからこそ充電器が見つからないといった状況に陥りやすい

物理的には小さい電池から大きい電池まで使えるが基板をそのまま使うと3.7v 1000mah以上の電池しか充電できない

(充電電流は1Cが限度)

3.7v 500mahの電池から使えるように充電電流を0.5Aに下げる変更をした

前回は釘の頭を接点にしたが、バッテリーによっては適合しないので今回は釘の先を接点にした

釘の先はなるべく平らにしよう

同じパーツを2つ印刷し左右対称に組む

釘と電線のはんだ付け部分がばねの踏み台も兼ねる

釘のハンダが天ぷらだとピンが機能しなくなるためしっかりと予備ハンダする必要がある
写真の用にヒートクリップを2つ使い少し高めの温度でじっくりと行う

ピンパーツが出来たらコアパーツにおさめる

裏側はこんな感じ

コアパーツとベッドパーツ

合体はロマン
釘で接合できるように穴を開けている
私は面倒なので接着剤で貼り付けて継ぎ目をはんだごてで溶接した

本体と杭パーツ
公開モデルのピンパーツと杭パーツはもう少し改良してある

極性に合わせて接点ピンパーツをスライドさせて写真の様に充電する

いろんな電池が充電可能となる
基板の上蓋は面倒なので作らなかった

おわり


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