Ender-3にBltouchクローンを入れた

Ender-3にBltouchクローンを入れた話





■やってしまった

Ender-3のヒートベッドを外部mosfetに改造した際に、ヒートベッドを取り外して戻したのだが、その際にネジをあまり閉めず、ベッドが高いままホーミングをしてノズルとベッドの衝突事故を起こしてしまい、PEIステンレスシートは無惨にもズタズタになってしまった

その後なんかインフィル模様が壁にガッツリ出たり

積層面がめちゃめちゃ荒れたりして

何事かと思ったら
ヒートブレイクが大きくひん曲がっていた
最近流行りの45度ホットエンドかな?

バイメタルヒートブレイクはお高いのでプライヤーで曲げ直してワンチャン使えるかと思ってやってみたらそのまま使えたので良しとしている

■重い腰を上げて改造する

そんなこんなで、「再発防止にBLtouch入れてぇな」「ついでにノズルの最大温度も300℃にしてぇな」と言う感じになって、arlinコンパイルするのもクソだるいのでKlipper化も同時に行うことにした

BLtouchを取り付ける
Sovol SV01のXキャリッジにはBLtouchマウント用のネジ穴があるのでマウントブラケットを印刷すればよい
Thingiverse.comで適当に落としてきたものをそのまま使おうとしたがあまり好みでなかったのでそれから寸法だけ採寸して作り直した

 sovol sv01 bltouch mount
 https://www.thingiverse.com/thing:5019625


BLtouchの配線は、不要になったUSBケーブルを利用する
シールド付きでいい感じの電線になってるので都合が良い

これはハズレ
電源用電線が太くない

右側の用に電源線の太いものを探して使う

4芯だがシールドもGNDとして使うので丁度よくなる
コネクタを結んだら完成
Bltouch側にSMの5Pコネクタ、マザーボード側サーボとエンドストップにXHの3Pを使用した

最近ホットエンド付近のコネクタはSMコネクタで統一してる

KP3Sのホットエンド周りは全部SMコネクタになった

モーター用に変換コネクタも作った


ぶっ壊れたビルドプレートを新品に交換
テクスチャ付きのPEI粉体塗装を買ってみた
ベッドはハンドルノブを廃止
シリコンスペーサーとナイロンロックナットに変更して動かないようにした


ココだけちょっと加工

シリコンスペーサーは大きすぎるので半分に切ったけど、半分だと少し短い気がする
(使えないこともないので結局そのまま使った)

思ったよりでこぼこしてんなぁ

準備が大変なのであまり使わないだろうけど、Bltouch入れたおかげで造形物の上に印刷するといったこともできるようになった

■感想

ファーストレイヤーが超絶安定するようになったのでやってよかった
お金と労力かけて色々やって来たが最近発売されたEnder-3 S1に追い越されてしまった
(今の私のマシンにデュアルZ軸ないからね)

おわり


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